JPBAシーズントライアル 2008 ウィンターシリーズの品川プリンスホテルボウリングセンター(2008-01-22)の観戦記です。
朝一番から観戦する予定でしたが、西武新宿線が車両故障のため全線ストップ、山手線では小動物が線路に入ったとのことで一時ストップと、2回の電車ストップに見まわれ、到着が予定より大分遅れてしまいました。
観戦までの往路がトラブったので、観戦はどうなるかと少し不安でしたが、試合自体はとても面白かったです。
何が面白いかというと、それは昨シーズン後に相当練習を積まれたようで、ボールの切れが1段も2段もアップしている選手があちこちに。
最初に驚いたのが須藤真宏選手。
ボールの回転が1割程度アップしている様子。
次の驚きは、永野すばる選手。
あまりのボールの切れの良さに、観客からため息が漏れるほど。
あのボールの切れを見られただけでも、観戦の価値はありました。
心配ながら見守っていたのは、山下昌吾選手。
オフの間にドリルを変更されたようで、それが実践でどういう結果を生むか、少し心配でした。
が、結果的には、良い方向に進んでいるようで安心しました。
これからの試合で、大活躍しそうな予感がしています。
試合自体はどうなったか?
山本勲選手が初っぱなから独走体制で、2位以下を完全に引き離します。
こうなると、誰が優勝するかというより、山本勲選手が優勝するか、どこかでブレーキが掛かってしまうのか、あくまで山本勲選手次第という様相を呈していました。
山本勲選手を追う土谷翼選手は、猛烈な回転を掛けたボールで豪快にピンをはじき飛ばしていきますが、山本勲選手に追いつくことができません。
しかし、土谷翼選手が今年こそ初優勝しそうな雰囲気で、楽しみです。
優勝決定戦は、山本勲選手 VS 鄭瑞鶴ジョン・ソーハク選手。
山本勲選手は、準決勝にて機械の故障で10数分の間、ゲームができず、これを契機に徐々に調子を落とし始めます。
それが決勝戦にも持ち越され、ストライクが先行する鄭瑞鶴ジョン・ソーハク選手に引き離されていきます。
機械の故障さえなければ、って仮定の話はできませんが、山本勲選手にとって運がなかったとしか言えません。
鄭瑞鶴ジョン・ソーハク選手、優勝おめでとうございます。
それにしても韓国選手は強いですね。
そうそう、今日も選手に声を掛けてみました。
ゲーム後加藤祐哉選手にボウリング・クリップ掲載の了承をお願いしたところ、了承を頂けました