DyDo JAPAN CUP 2010、観戦記3

DyDo JAPAN CUP 2010の3日目(2010年4月24日(土))、準決勝の観戦記です。

昨日心配していた東京ポートボウルでの観戦です。 あれっ? 普通に入場できるぞ。 で、入場したところ、 あれっ? 観客少なくない?

そう。 観客で身動きできなくなる心配をしていたのですが、実際は通常の大会より若干混雑している感じで、歩き回って観戦できます。 個人的には良かった :) けど、DyDo JAPAN CUP 2010的には良いのか? ボウリングの人気が落ちたの? と思って、DyDo JAPAN CUP 2010後、いろいろなブログなどを読んだところ、原因がわかりました。

東京体育館効果は、観戦者数を増やすという面で凄いものがあるなぁと痛感させられました。

観戦者が思ったより少ないという話はここまでにして、ゲームのお話です。

今回の準決勝は勝ち抜き戦です。 それも、4ゲーム先取で勝ちとなりますので、最短4ゲームで決着がつき、勝負伯仲すると7ゲームまでもつれることになります。 観客数が会場の広さと良い案配でしたし、準決勝ではレーン移動がないため、観戦し易いことこの上なし。 気が済むまで邪魔されず観戦できるというとてもありがたい状況になりました。

4ゲーム先取となると先取の目の色が違います。 気が抜けない戦いが展開されます。

準決勝1回戦で注目したのは、永野すばるvs山本勲。 これまでの実績からすると山本勲選手が余裕で勝つかと思われたのですが、永野すばる選手が2連勝。 どうも山本勲選手がレーンを掴みきれないようです。 が、2ゲーム目の最終フレームで、山本勲選手がレーンを掴んだ感じがしたのですが、3ゲーム目からは山本勲選手が勝ちをもぎ取りだし、7ゲーム目までもつれることになります。 7ゲーム目は山本勲258vs永野すばる223で、山本勲選手の勝ち残りとなりましたが、凄い展開でした。 これからの大会での永野すばるvs山本勲がとても楽しみになりました。

心配したのはノーム・デューク選手。 私のボウリング仲間はノーム・デューク選手が大のお気に入り。 津島健次選手のお兄さんである津島悟志選手が活躍すれば、普段なら応援するところでしょうが、今回はノーム・デュークvs津島悟志。 ノーム・デューク選手が2連勝するも、3ゲーム目からは津島悟志選手が3連勝し王手。 「これでデュークが負ければ津島選手許さん」とは私のお仲間の言葉 :) そんな言葉に奮起したのか? 6、7ゲーム目とノーム・デューク選手が連勝し、勝ち残りを決めます。 津島悟志選手、負けたことは残念でしたが、誰かさんの恨みを買わなくて良かったかもしれません :) 失礼な言い方で申し訳ありませんが、津島悟志選手のこの活躍、始めてみました。 凄い。

津島健次選手の方はと言うと、津島健次vs朴鍾洙パク・ジョンスー。 朴鍾洙パク・ジョンスー選手の4連勝で決着。 津島健次選手、結果は残念でしたけど、調子を取り戻されたようで安心しました。

2回戦のお目当ては、予選1位通過の相澤英昭選手。 相澤英昭vs朴鍾洙パク・ジョンスー。 4ゲーム目まで一進一退の2勝2敗。 5ゲーム目、相澤英昭選手はレーンを掴めなくなったのか、朴鍾洙パク・ジョンスー選手においていかれて負けてしまいます。 6ゲーム目も同様に。 結果は、4勝2敗で朴鍾洙パク・ジョンスー選手の勝ち残りです。

2回戦のノーム・デューク選手はと言うと、ノーム・デュークvsパーカー・ボーンIII。 7ゲーム目までもつれるかと想像していたのですが、4勝1敗でノーム・デューク選手の勝ち残り。 1回戦での津島悟志選手が強いのか、パーカー・ボーンIII選手が今一つだったのか? この2人の直接対決が観たくなりました。

2回戦の山本勲選手はと言うと、山本勲vs岡野秀幸。 どちらかが一方的に勝つかと想像していたのですが、7ゲーム目までもつれ、山本勲228vs岡野秀幸256で、岡野秀幸選手の勝ち残りとなりました。 岡野秀幸選手のご家族には胃の痛い展開だったのではないでしょうか? 今までは最後の最後は山本勲選手には勝てないという雰囲気を持っていたのですが、永野すばる選手や岡野秀幸選手とのマッチプレーを見ると、山本勲選手は決して無敵ではなく他の選手にも勝つチャンスはあると思うようになりました。 それが、良いことか悪いことかは分かりませんが、これからの大会が混戦になることは間違いないと想像しています。

観戦記、長くなったので最後に1選手だけ。 テンピンボウリングなどTV放映でトップアマチュアとして観ていたディノ・カスティーヨ選手。 やはり生で見ると凄いボールを投げます。 トミー・ジョーンズ選手に投球スタイルが似ているのですが、トミー・ジョーンズ選手にボールの威力を増強したのがディノ・カスティーヨ選手という感じです。 ディノ・カスティーヨ選手、先行すると強いが追う立場になると弱い感じがありますので、明日の決勝で先行すれば優勝の可能性もあると思っています。

ところで明日の決勝。 いったいどれだけの人が観に来るのでしょうか? そもそもまともに観戦できるのでしょうか? TV決勝ということで私は撮影しませんから、純粋に観戦のみ。
観戦できるかなぁ?
選手見えるかなぁ?

 

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  • That's a wise answer to a tricky qutseion -- Flavia 2015-09-26 (土) 06:47:54
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Last-modified: 2010-05-04 (火) 02:16:17 (5106d)