DyDo JAPAN CUP 2010、観戦記2

DyDo JAPAN CUP 2010の2日目(2010年4月23日(金))、予選の観戦記です。

待ちに待ったPBA選手の投球が観られます。 どんなラインで攻めてくるのか? じっくり観てやるぞぉ〜って1投目のラインを観た瞬間、レベルが違う!

何でそんなラインでストライクが獲れるの?

JPBAの若手選手の中にはPBAに匹敵する、もしくは数年で追いつけると思っていたのですが、そんな状況ではないことを痛感させられました。 技術的バックボーンがものすごく違うようです。 レーンコンディションの攻略に関しても、JPBAの若手選手が掴みきれないままゲームを終わるケースでも、2〜3フレームで攻略ラインを見つけてしまう能力の高さにビックリしました。 日本の技術レベルは根本的にPBAに遅れています。 特に難しいレーンコンディションになるほど、その差が歴然と。 どうすれば追いつけるのでしょう?

逆に、ゲーム自体はものすごく面白いです。 レベルの高い選手が投げるゲームって、観ていてこんなに面白いのか? と痛感させられました。 暇と資金があったら、一度米国でPBAの大会を観戦したいなぁと思ってしまいました。

そんな日米選手の差の話はここまでにして、選手のお話です。

マイケル・フェーガン選手は、相変わらず柔らかいリリース。 その腕俺にくれぇ〜! :)

ブラッド・アンジェロ選手は、前傾姿勢が若干浅く変わっていました。 それに、1歩踏み出した後、タメを作ってからというか一旦止まってから2歩目を踏み出していたのですが、そのタメも非常に短くなっていました。 といっても、ゲームが進んで真剣度が増すと、タメの時間が少しずつ長くなってきていましたので、タメの時間は○○秒と決めている訳ではないようです。

ビックリしたのはユージーン・マッキューン選手。 風貌はスポーツ選手というより普通の小太りのおっさんって感じなのですが、ボールを投げるとロバート・スミスも真っ青の高回転ボールを投げます。 ゲーム後半になると隣のレーンからガータ越えで投球するのですから、風貌と投球スタイルの落差にビックリ。 昨年は、こんなに回していなかったと記憶しているので、この1年でスタイルを変えてきたのでしょうか? 観戦後帰り支度をしているときに「ボウリング・クリップの方ですか?」と話しかけて頂いたneko46oさんと少しお話をしたのですが、昨年とは違うんですよとお話したときにキョトンとされていたのですが、後でその理由がわかりました。 昨年のDyDo JAPAN CUP 2009の映像をアップしていないので、昨年と比較できる訳がありません。 あぁ〜、申し訳ありません。 話が通じないはずだ :)

選抜で好調そうだとお話した相澤英昭選手。 予選1位で準決勝進出です。 ますます、私の予感が当っていたかも :)

と思っていたのですが、予選後、東京ポートボウルへ移動しての練習を覗いたのですが、相澤英昭選手、何かイメージが違うというかしっくり来ない雰囲気が感じられます。 私の悪い予感が当らなければ良いのにと思いつつ、明日の活躍を期待しています。

そういえば、残念なのは予選落ちしたショーン・ラッシュ選手とクリス・バーンズ選手。 今日で見納めになってしましました。

クリス・バーンズ選手、調子が悪いと雰囲気が本当に悪くなるので、同じボックスで投げている選手たちがかわいそうになるほど。 毎度のことなので、馴れるしかないのかもしれません :(

そうそう、心配事が1つ。 東京ポートボウルでまともに観戦できるのでしょうか? 以前東京に住んでいるとき投げに行ったことがあるのですが、広いというイメージがないのです。 そのイメージからすると会場に観戦者が入りきらないのではないかと。 それで、古くから観戦している方や東京ポートボウルでJAPAN CUPが開催されていたときに観戦経験のある方などに伺ったところ、「最近リニューアルしたけど観戦スペースは広くなっていないよ」「以前は朝5時に並びに行ったけど、それでも1番じゃなかった」「今年は(入場のための)整理券配る予定はないみたい」なんてことを伺ったので、準決勝以降の観戦は絶望的ではないかと想像せざるを得ません。 ということで、選手の皆さんには「1個所にとどまって観戦するしかないようなので、撮影できないかもしれません」なんてお話するほど。 さぁ〜て、明日の東京ポートボウルでの観戦、どうなるのでしょう?

 

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Last-modified: 2010-05-04 (火) 01:18:12 (5105d)